小児矯正
小児矯正のお話
お子様の歯並びについて、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
「うちの子の歯並び、いつ頃から診てもらえばいいのかな?」
そう思われた時が、ご相談のタイミングです。
お子様の矯正治療には、乳歯の段階から始める方が良いケースと、永久歯が全て生え揃ってから始める方が良いケースがあります。
最適な時期を見極めるためには、しっかりと検査を受けることが大切です。
なぜ、歯並びやかみ合わせが悪くなるのでしょうか?
その背景には、いくつかの要因が考えられます。
「歯並びが悪くなる主な原因は、顎の成長不足です。現代の食生活では、柔らかい食べ物が中心となり、顎が十分に発達しない傾向があります。
そのため、本来のスペースが足りず、歯並びが乱れてしまうのです。

子どもの矯正は「治療」よりも「成長の確認」から
「矯正相談=すぐに治療が必要」だとお考えではありませんか?
実際には、まずお子さまの成長や発育が適切に進んでいるかを確認する場として、矯正の相談をご活用いただければと思います。
早い段階でお口の変化に気づくことが、将来のトラブル予防やスムーズな治療につながります。
こんなサインがあれば一度ご相談ください
- 乳歯の間にすき間がまったくなく、ぎゅうぎゅうに並んでいる
- 発音がはっきりせず、舌の動きにも違和感がある
- 口呼吸が多く、鼻ではあまり呼吸していない
- 顔の左右のバランスにゆがみや傾きが見られる
これらは「歯並びや顎の成長の異常」を知らせる初期サインかもしれません。
子供の矯正治療:4つのメリット
歯を抜かずに治療できる可能性が高まります
お子さまのあごの骨はまだ柔らかいため、成長を利用して歯がきれいに並ぶスペースを確保できます。結果として、永久歯の矯正治療でも非抜歯で済む可能性が高くなります。

口元のコンプレックスから解放されます
思春期に入ると、歯並びに悩むお子さまも少なくありません。早めに矯正を行うことで、自信を持って笑顔になれる環境を整え、心の成長もサポートします。

顔立ちのバランスを整えやすくなります
歯並びやあごの発達は、顔全体の印象にも大きく関わります。成長期の矯正では、自然な顔貌の形成を導くことが可能です
虫歯・歯肉炎の予防につながります
ガタガタの歯並びは歯磨きが難しく、虫歯や歯肉炎の原因になります。矯正でお口の清掃性を改善することが、予防歯科としても大きな意味を持ちます。
